東洋整体「月華美人」の考え方の二本柱

  1. 女性ホルモンのバランス調整
  2. 免疫力アップ

女性ホルモンバランスの調整と免疫力を上げることはよく似ています。つまずく原因が同じだからです。 そしてこの原因が解消された時、人生イキイキと楽しく過ごせるようになります。

私は「一石二鳥」という考え方が大好きです。問題というのは、一つ解決して次を考えるのではなく、原因が同じものを同時に考えることで、より本質的に解決できると思います。

月華美人では、女性ホルモンバランスを整えることと免疫力アップ、この2つに同時に取り組み、2本柱で治療を行って参ります。

女性ホルモンと免疫のバランスが崩れる3つの原因

女性ホルモンと免疫のバランスが崩れる主要な原因が3つあります。

  1. 下腹部の滞り:瘀血(おけつ)
  2. 冷え
  3. ストレス


①下腹部の滞り:瘀血(おけつ)

もしかして女性ホルモンをそもそも作れていないのかも…

東洋医学では瘀血(おけつ)と呼びますが、多くは下腹部の滞りが原因。東洋医学では女性はこの瘀血を取り除くことで大体の不調が改善されると言われているほど。

 
西洋医学でも女性ホルモンを出す子宮と卵巣を整えるために、下腹部の巡りを解消することが重要と考えられています。また、下腹部の血流を良くするには下半身全体の血流を良くすることが大事です。

 

「瘀血(おけつ)」の免疫システムへの影響

下腹部は腸があるところですね。実は人間の免疫細胞の70%は腸に集まっています。免疫を高めるには何よりも腸を整えること。便秘になって毒素を溜め込んでしまっては、免疫にも美容にも良くないのです!

②冷え

「冷え」が女性ホルモンをダメにする

体温が下がると女性ホルモンの分泌量が減りやすくなります。下半身は大きな筋肉があるので、体の中でもメインに熱を作り出す場所。下半身の活性化がひとつのポイントです。

 

また環境ホルモンや重金属などの有害毒素が身体に溜まると、女性ホルモンをキャッチするレセプターが働かなくなります。せっかく女性ホルモンを出していても、それを受け取って使うことができないもったいない状態です。温活&デトックスが女性にとって大切なのがわかります。

 

「冷え」の免疫システムへの影響

体温が1度下がると免疫力は40%近く減ります。免疫細胞は体温が37°以上で、体内の代謝を調整する酵素は36℃以上で活性化します。つまり、代謝を高めて体温を上げれば免疫力がアップします。

 

毒素は酵素の働きを下げ体温を低下させます。免疫機能が低下し細菌やウイルスに感染しやすくなったり、逆に免疫機能が暴走して自己免疫疾患やアレルギーになることもあります。毒素って厄介なんです。まずは体内毒素を取り除きましょう。

③ストレス

あちこちの不調は、ストレスによるホルモンの乱れが原因かも

ストレスは自律神経を乱します。交感神経優位になると血管は収縮して体はどんどん冷えるので、冷えの原因のひとつはストレスだといえます。

 

また更年期障害の症状も主に自律神経の乱れで起こります。 女性ホルモンは卵巣から出ますが、「女性ホルモンを作れ」という指令は脳が出します。 強いストレスがかかると指令塔である視床下部が働かなくなり、生理の状態や体調にも影響が出てしまうのです。

 

 

「ストレス」の免疫システムへの影響

ストレスで免疫力が低下するのにも自律神経の乱れが大きく関係しています。自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、この2つのバランスが保たれることで免疫機能は正常に働きます。 また、笑うと免疫細胞であるナチュラルキラー細胞が活躍するため、ストレスを溜めない事が大事なのです。

 

さぁ、月華美人で女性ホルモンバランスの調整と免疫力アップを一緒に図りませんか?

それには、何よりも「定期メンテナンス」の考え方が大切です。